あなたの恋愛対象

異性に恋する

ヘテロロマンティック

解説

異性に恋をする。それがヘテロロマンティックです。 「え、異性を好きになることにも名前ついてるの?」って思った人も少なくないはず。 実はあるイギリスの調査では「異性しか好きにならない!」って考えている人は全体の20%ほどしかいないんだとか。

ゲイやレズビアン、バイロマンティック(両方の性別を好きになる)の中には、もともとヘテロロマンティックだった!って人もいるんです。 もしかしたら明日には、違う性別の人を好きになっているかもしれません。そんな心の移り変わりを楽しんでみてくださいね。

特徴その1

そもそも「恋をする」ってどういう状態?

男性に恋をする、と出たはいいものの「そもそも好きってなんだ?」そんなことを考えたことがある人も少なくないはず。 ここでは2つの「好き」をご紹介。ぜひ、過去の恋愛を思い出しながら読んでみてください。

まず「相手のことを考えると胸が苦しい」「他の人と一緒にいるところを見るとヤキモチを焼いてしまう」という方。 これはいわゆる独占欲が強く働いている状態です。10代から20代の若い人だとこの傾向に多くあるとされています。 だからこそ、我を忘れて会いたくなってしまう…!他の人に取られたくない…!という感情はある種自然なものなんです。 遠慮がちな人は「自分って大人気ないのかな」なんて思ってしまうかもしれませんが、 こんな状態の自分もいるんだな、と一呼吸落ち着けてみてくださいね。

もう一つ紹介するのは、心があったかくなるような「穏やかな気持ち」の状態。言葉にすると、友愛や家族愛といった言葉がしっくりくるかもしれません。 きっとこの状態のあなたは、パートナーに対してあまり心配事もなく、お互いにいい関係性を作っていこうと前向きで対等な気持ちでいれているのだと思います。 もし、あなたが誰かとパートナーの関係にあるとき、長く続けていきたいなと考える場合は駆け引きはできるだけ少なくしてみてください。 そして、パートナーとの今の関係性について話し合う時間を定期的にとってみてはいかがでしょうか。

特徴その2

好きになる対象の「性別」が変わることってあるの?

冒頭にも書きましたが、この人いいなと思える人の「性別」が変わることは実際あります。 ずっと同性の人が好きだったけど、20代になって初めて異性の人が好きになったという人もいれば、 40代になってから「自分はやっぱり同性の人がいい」と感じる人も(自分が同性の人が好きだと気づくのは10代についで実は40代が多いのだとか)。

そのくらいセクシュアリティは移り変わっていくものなのです。 さらには「男性の筋肉が好き!」とか「女性の長い髪に惹かれる!」なんて人だと「自分の恋愛対象が変わるなんて…」と思うかもしれませんが、 外見的な特徴よりもその人の内面、人間性に惹かれて気づいたら好きになっていた、というケースも大いにあり得ます。 そう考えれば、日々の生活の中でもまた違った気づきや視点が持てるようになるかもしれませんね。

ほかにはこんなセクシュアリティがあります

ゲイ

男性に恋をする。それがこのセクシュアリティです。ちなみに男性「だけ」に恋をすることを、別名「モノセクシュアル」って言ったりするんです。

最近はドラマや映画でもゲイをテーマにした作品が増えてきて、なんだか anone, も嬉しかったりします。 そういえば、食卓を中心にストーリーが展開される、ゲイカップルの日常を描いた某実写ドラマが超オススメなのでチェックしてほしいです。 作品名が出せないのは、大人の事情です。悪しからず。

レズビアン

女性に恋をする。それがこのセクシュアリティです。ちなみに女性「だけ」に恋をすることを、別名「モノセクシュアル」って言ったりするんです。

最近はハリウッド映画でレズビアンをテーマにした作品が増えてきて、なんだか anone, も嬉しかったりします。 某アメコミ作品に、ついにレズビアンのヒーローが登場するのでみなさん要チェックです。 あと余談ですが、いろんな人から「女性同士の出会いの場が少ない」という声を聞くので、何かオススメの方法があれば anone, に教えてくださいね。

バイロマンティック

男性と女性、両方に恋をする。それがバイロマンティックです。

「両方好きになれるなんてお得じゃん!」と言われるこのセクシュアリティですが、そんなことはありません。 同性を好きになっても、相手が異性しか好きにならない!なんて時は切なかったりします。

バイロマンティックに当てはまる人の中には、実際に両方の性別の方と恋に落ちたことがある人もいれば、 心のどこかで「同性でも好きになれるのかもしれない…」と感じている人もいると思います。

でも実は全人類の50%はバイロマンティックやバイセクシュアルだと言われているんです。 もしかしたら昨日ばったり会った同性のあの人が運命の相手になるかもしれませんね。

パンロマンティック

好きになる相手に性別は関係ない。それがパンロマンティックです。

「性別意識しないってどういうこと?」って思われるかもしれませんが、本当にその通りなんです。 性格や人間性にドキドキするので、男性や女性、それ以外の性別にひかれることも。

それ以外って何?って気になってしまった方はぜひ「Xジェンダー」や「トランスジェンダー」で検索してみてください。

そういえば海外の有名セレブにも、パンセクシュアルを公言する方が増えてきました。 セクシュアリティをオープンにするかどうかはその人次第ですが、みんなが知ってるような方が性の話に触れることは何だか勇気が湧いてくるなあと思う anone, です。