あなたの恋愛傾向

女性らしさや男性らしさに恋をする

ガイネ/アンドロセクシュアル

解説

身体的特徴に惹かれる。それがガイネセクシュアルとアンドロセクシュアルです。 「それってつまり外見に惹かれるってこと?」そうなんです。 人間性を重視する人、つながりを重視する人、いろんな人がいる中で、見た目に惹かれるのがこのセクシュアリティです。

ガイネセクシュアルは女性の身体的特徴、アンドロセクシュアルは男性の身体的特徴に惹かれます。 このセクシュアリティに該当するあなたは「一目惚れしやすいね」なんてよく言われませんか?

特徴その1

日本は「性愛」をタブー視しすぎ?

ガイネセクシュアル、アンドロセクシュアルは相手の身体的特徴、つまり「性的」に惹かれる要素が多いセクシュアリティ。 これだけ見るとすぐに「それってエロいってことなのか!」なんてバカにしてくる人がいそうだけど、性愛の何が悪いんだと私は思います。

そもそもドキドキする、胸が苦しくなるといったタイプの恋愛は「性的欲求」で構成されています。 「相手のからだに触れたい」「からだのつながりで愛を確かめたい」欲求が、恋愛という言葉に置き換えられていると知っている人は少ないような気がします (もちろん、恋愛の中には性的欲求を伴わないものもあるので、そのあたりも anone, を通して調べてもらえると嬉しくて泣きます) むしろ、相手の体や容姿の素敵なところをきちんと伝えられて、お互いに惹かれ合う関係性が素敵だと anone, は思うのです。

令和は、自信を持ってあなたの好きを「好き」と言えるような時代に一緒にしていきましょう。 あ、でもオープンに性愛を楽しむのは大事だけど無茶なことはしちゃダメですよ。 すっと相手に性愛の話をしていいのか確認するようにしましょうね。そうすればみんなハッピーになれるので!

特徴その2

「らしさ」をどんどん定義していこう

とはいえ「男性らしさ」や「女性らしさ」に惹かれるなんて、ジェンダー平等がさけばれる時代に合っていないような…? 性別の「らしさ」なんて取り払っていった方がいいんじゃないか?そんなふうに考える方もいるかもしれません。

でも anone, は、もっとその人の「らしさ」を自分で定義できるようになった方がいいと思うのです。 自分が思う魅力的な男性像、女性像のために、それを目指して頑張ってみる。それが例え「気になるあの人に好かれたいから」でもいいはずです。 そこに、「好きな人に好かれるために、自分を変えるのはあほらしい」なんて言ってくる人いたら、それはクソくらえです。

少しずつ、人生の選択が「性別」によって制限が少なくなってきました。 今度はより自由に表現ができるようになった今だからこそ、自分自身が「らしく」あれる性のあり方を探していってもいいんじゃないかと思うわけです。 「女性らしくなくてはいけない、男性らしくなくてはいけない」と自分に呪いをかける「らしさ」はどこかに投げ捨てて、私たちと一緒に「あなた」を磨いていけると素敵です。

ほかにはこんなセクシュアリティがあります

リスロマンティック

好きになるけど、好きになられることは恐かったり、必要なかったり。それがリスロマンティックです。

「好きなのに両思いになりたくないっておかしくない?」なんて言われてしまうこのセクシュアリティ。

「好きな人ができたら付き合わなきゃいけないって誰が決めたの?」って話です。

恋愛感情はあっても、特に関係性を必要としなかったり、恋愛そのものが苦手だったり、人によって様々なリスロマンティック。 あなたのまわりにも当てはまる人はいませんか?

アロマンティック

愛に恋愛感情がない。それがアロマンティックです。

「まだいい人が現れてないだけだよ」なんて言われがちなのがこのセクシュアリティ。

別に恋人関係の人が必要なわけでもないし、ひとりの時間をめいいっぱい楽しみたいだけなの!と思っている人もいるのかも。

人に対する執着が薄かったり、特別扱いされたくなかったりする人が多いためか、時々周りから「冷たい人」なんて言われてしまうことも。 このセクシュアリティのことを知っておけば、誰かを理解するのに役立つかもしれません。

あと anone, から一言。アロマンティックな人の中には「恋人はいらないけど、そばにいるパートナーは欲しいな」と考えている人もいると思います。 最近はアロマンティックでパートナーがいる人の情報もたくさん目にするようになってきたので、何か知っている方がいればぜひ教えてくださいね。

デミロマンティック

強い信頼関係で恋に落ちる。それがデミロマンティックです。

「強い信頼関係ってどういうこと?」って思う人も少なくないはず。 初対面でビビッときて恋に落ちる、いわゆる「惚れっぽい人」っていますよね。 デミロマンティックは、普段は恋愛感情があまりなく、誰かのことを深く深く知った時に初めて「あ、この人のこと好きかも!」となるセクシュアリティなんです。

もしかしたら「まわりの恋バナについていけない…」「まわりからもっとグイグイいけよ!」って言われて困ってしまう人もいるかもしれません。 人によって気持ちが動くペースは全然違います。じっくり、ゆっくり変化するその人の心の動きを大切にしてあげられると素敵です。

ポリアモリー

恋する相手はひとりじゃない。それがポリアモリーです。「え、それって浮気なんじゃない?」って不思議に思う人もいるかもしれません。 実は違うんです。浮気とポリアモリーの決定的に違うところは「お互いに同意があるかどうか」だということ。 ポリアモリーを実践している人はパートナー間でOKが出ているんです。どの相手も全力で愛する人もいれば、求めるものがそれぞれ違う人もいるのがこのセクシュアリティ。 あれ、もしかして他の人のことも同じだけ好きなのかも…?なんて思ったらそっと大切な人に話してみてください。anone, がお手伝いしますよ。

クォイロマンティック

友情と恋愛の違いがわからない!それがクォイロマンティック。

大好きなんだけど、これって友達としてなのか…?それとも恋人として好きなのか…?なんて考えた経験がある人もいるのではないでしょうか?

クォイロマンティックの中には「このぬいぐるみかわいい!あの女の子もかわいい!あれ、この気持ちってなに…?」 といったように人以外にも同じような感情をもつ人も少なくないみたいです。