あなたの性傾向

愛はあるけど体のつながりを持つのは苦手

リスセクシュアル

解説

愛はあるけど体のつながりを持つのは苦手。それがリスセクシュアルです。

「相手のこと好きなのにベタベタしたくないなんておかしくない?」なんて言われてしまうこのセクシュアリティ。 「好きな人ができたらセックスしなきゃいけないって誰が決めたの?」って話です。

性的欲求はあっても、特に関係性を必要としなかったり、性的な話そのものが苦手だったり、人によって様々なリスセクシュアル。 あなた以外にも、まわりで当てはまる人が案外いたりしませんか?

ひとりの時間を楽しむもよし、からだのつながりを持たないパートナーシップを誰かと結ぶのもよし。 日々移り変わるセクシュアリティと自分の気持ちに身を任せてみてください。

特徴その1

必ずしもセックスがゴールじゃない

相手に性的な欲求を持ったらみんなセックスに行き着く、という訳では決してありません。 例えば誰かに恋をしても両想いになりたいわけではない「リスロマンティック」というセクシュアリティがあります。 そのように、触れたいなと思っても最終的にセックスしなければいけないなんて義務はどこにもないのです。 もしかしたら途中までドキドキしていた相手から性的な欲求を向けられるとスッと冷めてしまうということもあるかもしれません。 そんなときは無理に続けるのではなくきちんと「あなたのせいではないのだけれど、あんまりする気分じゃなくなったかも」と伝えてあげてください。 体のつながりを持つのに不可欠なのは「お互いの同意」があること。 相手を困らせないようにという気持ちも素敵ですが、あなたの体は他の誰のものでもないので、嫌なことは嫌と言える勇気を持てるようになってほしいなと anone, は思います。

特徴その2



ほかにはこんなセクシュアリティがあります

アセクシュアル

愛に体のつながりはいらない。それがアセクシュアルです。 「まだいい人が現れてないだけだよ」なんて言われがちなのがこのセクシュアリティ。 別にからだの繋がりが必要なわけでもないし、ひとりの時間をめいいっぱい楽しみたいだけなの!と思っている人もいるのかも。 人に対する執着が薄かったり、特別扱いされたくなかったりする人が多いためか、時々周りから「冷たい人」なんて言われてしまうことも。 このセクシュアリティのことを知っておけば、誰かを理解するのに役立つかもしれません。

デミセクシュアル

強い信頼関係が愛になる。それがデミセクシュアルです。 「強い絆ってどういうこと?」って思う人も少なくないはず。初対面でもドキドキしてしまう人っていますよね。 デミセクシュアルは、普段は性的欲求があまりなく、誰かのことを深く深く知った時に初めて性的欲求を覚えるセクシュアリティなんです。 もしかしたら「まわりの性的な話についていけない…」「まわりからもっとグイグイいけよ!」って言われて困ってしまう人もいるかもしれません。 人によって気持ちが動くペースは全然違います。じっくり、ゆっくり変化するその人の心の動きを大切にしてあげられると素敵です。

サピオセクシュアル

知性にひかれる。それがこのサピオセクシュアルです。 頭のキレる一面を見たときに思わずセクシーだなと感じた経験はありませんか? 会話の中での言葉選びやジョーク、はたまた文章なんかにもグッときてしまう人もいるんです。 サピオセクシュアルに該当する人は恋人と教養の高い会話をしたり、一緒に図書館や美術館のようなインテリジェンスなところにデートに行ったりするのが大好き。 あなたもこのセクシュアリティに当てはまるところはありませんか?

ガイネ/アンドロセクシュアル

身体的特徴に惹かれる。それがガイネセクシュアルとアンドロセクシュアルです。 「それってつまり外見に惹かれるってこと?」そうなんです。 人間性を重視する人、つながりを重視する人、いろんな人がいる中で、見た目に惹かれるのがこのセクシュアリティです。 ガイネセクシュアルは女性の身体的特徴、アンドロセクシュアルは男性の身体的特徴に惹かれます。 あなたの周りにも「一目惚れしやすいな」なんて人はいませんか?

フレイセクシュアル

強い絆があれば体のつながりはいらない。それがこのフレイセクシュアルです。 「恋人のこと大好きだけど、体のつながりは必要なくなったかな」なんて感じる人が多いと思います。 もしかしたら、それがきっかけでパートナーがムッとしちゃったり…みたいな経験がある人も。 セックスやスキンシップがパートナーとうまくいかない!という方にぜひ教えてあげてもいいかもしれません。 セクシュアリティを知れば、自分の気持ちも、相手の気持ちもきっと大切にできるはずです。